出てこい、アーヴィング女子。
字が汚いので直すべくペン習字でもしようと本屋に行ったんですよ。
どのコーナーにあるのかわからずいろいろ見てたら脳トレのコーナーにあって、まあいいかと買いました。
レジで、普通くらいの可愛さの女の子だったんですけど、お釣りのとき、下に手を添えられて軽く触れたんですね。
上京してはや幾とせ、初めて住んだ小平の、駅前のパン屋の女の子がお釣りを渡すときに両手でぐっと挟んでお釣りを渡してくれて、
「ものすごくドキドキした」
ことを思い出してしまったよ。
思い出すだけで、「おお!」とかも思わず、ああ、年をとるとはこーゆー感動がなくなることなのかしらと感慨深くなったのでした。
Googleアラートを使っていて、毎日大量にニュースが送られてきて、そこでほとんど世の中の情報を得てます。
ハーヴァードの黒人学生が言われた差別的な発言を集めたブログが話題になってるそうです。
「黒人ぽくない話し方するから賢く見えるね」「知ってる中で一番白人に近い黒人」とかそういうやつ。
こーゆーのはすごく些細なことに聞こえるかもしれない。
でも、白人至上主義が前提になっている発言と受け取られかねない。裏返せば、劣ってる割になかなかじゃないってことで、前提としてあなたは劣った存在なのよってことになる。白人以外は頭悪いけど、みたいなこと。
白人になりたくているわけでも、白人でいることが至高なわけでもなくて、お互いに違うこと違う価値観を持ちながらうまくやっていくことが大事なんでしょう。
私の同級生の留学生も似たようなことが言われてた気がした。
「あいつはもう日本人だから」みたいなこと。
別に日本人になりたくて日本で勉強してるわけじゃないし、日本語があんまり上手だからって「日本人だな」って言うのは褒め言葉になってないからね!単に技術や慣れとして日本語が流暢に口から出てくるだけで、「君も日本人だ」と認められたくているっていう権力関係を持ち出すのはお門違いも甚だしい!
と、本人がいない場で勝手に代わりにふっかけてやろうかと思ったけど、しなかったのは、その留学生がモテモテだからです。私にはその魅力が全くわからないのだけど(というかその魅力がわからないこともモテないことに大きく関わっているように思う)、とにかくまあモテる。驚くほどに。社交辞令が使われないのだよ。めっちゃ可愛い子「今度XXに行こうねー」→行くみたいな。普通その場のノリじゃんそこで終わるじゃん真に受けないじゃんそれがもう普通じゃん誰も本気にしないじゃん引きずるのが失礼じゃんなんでよ。
顔です。たぶん。
他にもいろいろあるけど呪詛でしかないので今は書かない。
Anyway、差別的ないしは価値観を押し付けるような認識がされていたけども、社会関係資本的にはそのイケメンのが王族クラスなので、イデオロギー的に納得がいかなくとも、どうでもよかった。むしろ有名税だわ。それに問題があるとはいえど、イケメンでモテモテで褒められてるんだからいいじゃねえか。
クソッタレ。
ハーバードの黒人問題にも、人種間だけではないモテ非モテやリア充とか社会階層とか社会関係資本とかのひがみやっかみも絡んでるかもしれませんね。
それにさ、一応は褒めだよね。多文化主義とか多様性は大事だろうけど、それは押し付けていいもんなのかしらとは思う。多様性にしろコラア!みたいなことはしてないんだろうけど、「しゃべり方が頭よさそうに見えるよね」って言って「黒人なめんなコラア!」ってことじゃないのこれ。馬鹿にしてるわけでもないのに。いや、まあ言われてる当人からしたら穏やかではいられないだろうけどさ。めちゃくちゃモテまくってる留学生の例しか知らないから、どうでもいいじゃんと思ってしまう。モテる奴は治外法権で何やっても許されるからな。そしてモテない奴はなかなか承認されないんだよなあ。
あと気になったニュース。
イランでコーランの日本語訳が発売されるそうです。
今までコーランの日本語訳は7冊、うち4冊がムスリム以外が訳したもの3冊がスンニー派で、今回発売されるのはシーア派の翻訳だそうです。
翻訳ってのは解釈だから、差がつくよね。どこがどう違うってのはまとめサイトとかコーラン翻訳wikiでもあると便利なんだけど。便利だけど、これからの意義がわからないから誰もやらんのか、すでにやってあって見つけてないだけなのか。
そんなことよりも、コーラン翻訳文化協会ってのがあることに驚きだよ。
イスラムの戒律では翻訳を許してないんじゃなくて、翻訳されたもので教えを広めることを許してないだけだから、翻訳すること自体はオッケーなんだよね。その理解であってるはず。
翻訳しなかったら広めらんないもんね。
ダヴィンチニュースに「読みたガール」ってのがあって、
女の人が好きな本を紹介するってだけなんだけど、
私だったらどんな本を薦めている人がいたら興味を持つか考えているけども、難しい。
三島由紀夫『夏子の冒険』、マルケス『エレンディラ』とかあると、へえと思う。
彼氏の趣味かとか思ってしまうよね。
文化系の男は『あしたのジョー』の主題歌の話になると必ず「寺山修司が歌詞を書いたんだ」と言うらしい。
かといって水村美苗『本格小説』とか阿部和重『シンセミア』とかなると、インテリかよって思う。
アーヴィングはいいかもしれない。『ホテル・ニューハンプシャー』とか『ガープの世界』だったらけっこうぐっとくる。
長編小説が好き!だといい。文庫で700ページくらいのやつ。『たった一人の反乱』とかね。
ポストモダンはだめ。でも、三位以下に挙げるなら可。『酔いどれ草の仲買人』が一位だとげげ、インテリかよとなる。
出てこい、アーヴィング女子。
元中学校教諭による自費出版。すごい。
しかも、奥州市衣川区古戸は地図で見ると飛び地というか、二つにわかれている。
この辞書ほしいなあ。
女子が喜ぶデート作法ってランキングがあって、
5位 知らぬ間に会計を済ませておいてくれる(20.0%)
これって、本当にあるんですね。
デートで割り勘はアリ?どころの話じゃない。
すげえ。
こういうことできる人はどのタイミングでこーゆー技術を習得されるんでしょうか。
不思議です。
『エロエロ草紙』と『奴隷祭』という本が復刊されたらしいです。
昭和5年、発売前に発禁処分だから、世の中の目に触れるのは最近になってからということなんでしょうか。
近デジってところで著作権が切れたものをオンライン上で公開してるみたいで、そこの視聴率が1位でネットで話題になり、モノクロで公開されていたものがこの度フルカラーでの復刊の運びとなったみたいです。
国会図書館は他にも「れきおん」という1900−1950までの歴史的音源を公開してるみたいです。政治家の講演とか。方言もできるだけ載せてほしい。やっぱ方言は文字じゃわからないからね。それは正確には「訛り」というんだろうけども。
Tolotっていう500円で写真集が作れるサービスがあるのね。
64ページまで。
500円なら作りまくりそう。
Coredo室町って面白そう。
日本橋の百貨店みたいなところって理解でいいのかしら。
行きたい。
南方熊楠賞を受賞したのが文化人類学者で食文化専門の石毛直道さんだって記事から、
味の素食の文化センターに行きたかったのを思い出した。
図書館が併設されてて、100円で利用できるんだそうです。
食文化関連の本がズラリあってこれは行くしか無い。
たまに特別展示もやっている。
ちなみに、味の素食の文化センターで出しているVestaという雑誌で、最新号の特集は「料理とメディア」だったかな。目次読んだけど、面白そう。
これは定期購読したい。
「田舎の本屋さん」っていう「農村漁村文化協会」がやってるインターネット書店があって、そこにVestaも売られているんだけど、さらにさらに他の本も面白そう。
特に「住む。」っていう雑誌。
食器とか家を建てるとか食の周辺とか面白そうな特集が組まれている。
これは買っちまいそうだ。