2014-01-01から1年間の記事一覧

太陽の復活誘う夜這いかな

そろそろクリスマスですよ。 備えてますか。 クリスマスはキリスト教の行事の一つで、 キリストの生誕祭ということになってますが、 実際には12月25日という確証はないとか、聖書の記述からして12月ではないです。 で、なんで12月25日ということになっとるか…

年賀状

川の深さを知るために石を落としてその音から推測するという方法があります。 たしか米朝の狐にばかされる噺で聞いたんだと思います。 帰省したら実家にある使われてない中判カメラで写真を撮ろうとフィルムを買いに行きました。 店は日曜だけあってすこし混…

読み方なんて

ブック・レビューにTim Parksが本の読み方について書いてました。 前回の記事では「実際にペンを手に持って読むべし」という教えを説いてましたが、 さすが21世紀、反応が速いですが、読者から「実際にどういうとこにマークしてるんですか?」という質問があ…

『知と愛』は面白かったです

ヘッセの『知と愛』を読み終わりました。 いやー面白かったです。 ネタバレしますと、 アグネスとの密会を重ねるつもりが罠にかけられて伯爵に捕まり、 絞首刑を待つ間に死に物狂いで逃げ道を探るところなんかワクワクしましたね。 その先、損したなと思った…

レイジ・アゲインスト・ザ・産む機械

ヘッセの『知と愛』をまだ読んでいます。 ゴルトムントがペストの嵐をなんとか通りぬけて親方のいた街に戻ってきてみると、 親方は死んでるし美人のリースべトはなんかみみっちくなってるし、 ああもう絶望とか思ってると、 たいへんな美人に出くわします。 …

はんなり

ライトな下痢のせいか、はたまた面接に行ったからか、体調がはんなりと悪いです。 軽めの下痢をしています。 ソークーがリーゲー。 天使の羽くらい軽いものなので、踊り出せるほど問題ないんですが、 スキップしながらひり出して掃除するという手間を未然に…

2つの舞台を見てきました。

友達の舞台を見てきました。 一日に2つ。 1: こっちは、有料。 友人一人に限っては一年と少しの演劇歴で、 劇団は設立して半年くらい。 ちなみにお値段は3000円でした。 末廣亭で12時から21時までいられる時間と同じ値段と思ってしまうけど、 友人の舞台…

あれと思って調べたら、

あれと思って調べたら、 ネットの政治意識高い系サイトでお馴染みのポリタスで、 若手社会学者が意識低い系の記事を書いてるんだけど、 何が凄いって、 政治に対してと、 タイトルにある衣装対決に対しての、 どちらも意識が低いことに感動しました。 美川憲…

選挙関連の記事でうんざりしてました

選挙がありましたね。 テレビがないのでニュースが殆ど入ってこないんです。 ラジオをつけっぱなしでもないし、 LINEの芸能ニュースか、facebookくらいかしら。 だからポリタスを通じて選挙をみてました。 といってもなんとなくしか読んでないんだけど。 大…

「読者の武器」

NewYorkReviewofBooksにあったTim Parksによるエッセイを読みました。 「読者の武器」という題で、 要するに、読むときにはペンを持って読めよということ。 そうすると内容を鵜呑みにせずにツッコミながら読むことができるし、 後から読むときには自分の変化…

店員さんの話

喋られて嬉しかった話。 喋りたがる人と聞くほうが楽な人って分けられると思いまして、 人と喋ってるときには(笑わせなきゃ)と気負ってしまうので、 そのせいで聞いてるほうが楽だなとなっちゃうことがござんす。 だもんで、こう何か言いたい時にはノート…

ゾンビのような穢れ

劇団性行為事情: 劇団員をしている友人から、性に対して寛容な話を聞きました。 穴兄弟、棹姉妹の網の目が張り巡らされてるんですと。 友人が所属する劇団の公演に客演として出演する人が、 その界隈ではノトーリアスなセックスマシーンなんですと。 関わる…

どうしたって『俺の空』

『知と愛』を読んでます。 ヘルマン・ヘッセの書いた小説で、 原題は『ナルチスとゴルトムント』。 ナルチスは水仙でお馴染みのナルキッソスでしょうか、 ゴルトムントは小説内で、金口イオアンの「金口」のドイツ語訳であることが説明されてました。英語で…

頻繁に事故

なんと!読者が犯人! という惹句のミステリを見つけて、気になってたけど買わなかった。 たぶんあっと驚かないだろうな、奇を衒ってはいるが、これだけ書かれるくらいだからなるほど努力とトンチは大したもんだが、 蕁麻疹が出て脇汗たらたらにさせるほどの…

反省しちゃった。

今年も残すところあと、という言葉がテレビから聞こえてくる季節になりました。 年の暮れと言えば、落語だと『芝浜』ですがあんまり好きじゃない噺なので、 圓生のが聞いてみたいなと調べてみると、 録音は無いんですってね。 昔のレパートリーにはあったけ…

観光貧乏性

観光案内は難しかったです。 田舎から両親が観光にやってきたのですが、 何も予定を立てず調べずに来てて、 案内に難儀しました。 行きたいところと食べたいものが無いとき、 観光ってどうしたらいいんでしょうか。 行きたいところとか無いのと聞くと、 両親…

観光案内が難しい

明日、両親が来るんですよ。 東京観光に。 なのに、どこに行きたいとか何が見たいとかは考えてないで、 「何か無いのか。〇〇は見た」となるので、さあどこを案内したらいいものかと困っています。 なぜ困るか。 1:東京観光が初めてではない むしろけっこ…

結婚いいなあ

大学院の友達に会ってきたんですよ。 元気かーって連絡きて、飲みに行くかってなって、 ついでに東京観光として柴又に行ってきました。 今年の3月に卒業して以来、殆ど連絡も取らずにいて、 懐かしいやら大して懐かしくないやら、 大学院に残っている人たち…

『シッダールタ』を読みました。

『シッダールタ』を読みました。 ヘルマン・ヘッセの小説。 てっきり、青年ブッダが如何にして世界のブッダになったかという悩めるサクセス・ストーリーかと思ってたんですが、 と書いて、そんなあったりめえなことをノーベル文学賞作家が書くわけ無いじゃん…

好きにならないもの

(まだ)好きにならないもの 星野源すげえ! と思ったけど、よく考えてみれば当たり前。 『ライムスター歌丸のウィーケンシャッホー』の、 ジングル募集のコーナーで最優秀賞だかを獲ったスーパースケベタイムというリスナーが 星野源だったそうです。 その…

『水の戯れ』を見てきました。

『水の戯れ』を見てきました。 菊池亜希子が出演してるので、見に行かずんばあらずと千秋楽でした。 感想としては「何がいいのかよくわからない」でした。 やたらとツイッターとかで、絶賛を目にしてて、内容も知らないままに期待してました。 もう人生がひ…

救世主の奇跡と、モテ

『ブリキの太鼓』を読み終わって、次に読んでるのはヘッセの『シッダールタ』です。 ドイツづいてるみたいですが、単に『ガラス玉演戯』を読みたいだけなんだけど、 「新潮世界文学」が『シッダールタ』から始まってるので、勿体無いから読んでます。 あのブ…

『ブリキの太鼓』を読んじゃいました。

『ブリキの太鼓』を読んじゃいました。 読了はとてもしんどかった! なぜかって? 読みにくい書き方がされてるから! ああ、文学だなあという感慨と、読みにくいなあというボヤキが表裏一体となってました。 映画を観てたので筋を追ったり、基本的なところの…

恋愛って大変だなあと、自分の限界という話

恋愛って大変だなあと、自分の限界という話 友人がまたしても恋に敗れました。 友人の失恋遍歴にはだいぶ詳しい上に、相手も少しは知っているので、敗れたと言っても負け戦を挑んだ結果なので、失恋には驚きません。 むしろ友人がその失恋にショックを受けて…

『殺人!』と『マリー』

ヒッチコックの『殺人!』と『マリー』を見ました。 1930年のトーキー映画です。 内容は推理モノ。 殺人事件の裁判に陪審員として参加した主人公サー・ジョンは、被告と一度だけ面識があった。その縁もあって、一度は有罪に票を投じてしまうが、あるもの…

見て回るタイプの年譜

このあいだ、『須賀敦子の世界』展に行ってきました。 神奈川近代文学館で開催されてましたが、先日終わりました。 予習として文庫版の全集を読もうと思ってたんですが、 怠け者っぷりを発揮して殆ど読み直すことなしに見てきました。 全体には、須賀敦子の…

手作り版「世界まる見え」

見世物小屋って見たことありますか? 今年はじめて見ました。 そういうものがあるのは知ってましたが、 騙され具合を愉しむものと聞いてたので、 ダマされるとわかって騙されることもなかろうと全く興味を示してきませんでした。 「大イタチ」みたいなね。 …

スピンオフデート

以前したダブルデートのスピンオフデートをしてきました。 そもそも、何を以って「デート」とするかですが、 双方の合意で成り立つのではなく、 思ったもん勝ちというスタイルのデートでした。 毎日パーティーをして過ごすというライフハックにあった、 手帳…

自殺相談を調べた

うわー死にたい、とか思ったことあるでしょう。 思ったんですよ、そんでそれがなんだかいつもと違ってたので困った。 参ったなあと、いやそんな悠長な感じではないんだけど、 涙も流さずにめそめそしてて、 ハッと思い出したのが、自殺相談ホットラインみた…

友人の話はいつも恋愛ばかりで、

友人の話はいつも恋愛ばかりで、 しかも女の子の名前を唱えるだけ。 会話の相槌で、咳で、句読点で女の子の名前を声に出す。 題目や現実逃避や強迫観念のように離れない。 観劇中、瞬間的に眠るときも夢に見ると言い、それも芝居の演出だと嘯く。 好きだった…