2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

救世主の奇跡と、モテ

『ブリキの太鼓』を読み終わって、次に読んでるのはヘッセの『シッダールタ』です。 ドイツづいてるみたいですが、単に『ガラス玉演戯』を読みたいだけなんだけど、 「新潮世界文学」が『シッダールタ』から始まってるので、勿体無いから読んでます。 あのブ…

『ブリキの太鼓』を読んじゃいました。

『ブリキの太鼓』を読んじゃいました。 読了はとてもしんどかった! なぜかって? 読みにくい書き方がされてるから! ああ、文学だなあという感慨と、読みにくいなあというボヤキが表裏一体となってました。 映画を観てたので筋を追ったり、基本的なところの…

恋愛って大変だなあと、自分の限界という話

恋愛って大変だなあと、自分の限界という話 友人がまたしても恋に敗れました。 友人の失恋遍歴にはだいぶ詳しい上に、相手も少しは知っているので、敗れたと言っても負け戦を挑んだ結果なので、失恋には驚きません。 むしろ友人がその失恋にショックを受けて…

『殺人!』と『マリー』

ヒッチコックの『殺人!』と『マリー』を見ました。 1930年のトーキー映画です。 内容は推理モノ。 殺人事件の裁判に陪審員として参加した主人公サー・ジョンは、被告と一度だけ面識があった。その縁もあって、一度は有罪に票を投じてしまうが、あるもの…

見て回るタイプの年譜

このあいだ、『須賀敦子の世界』展に行ってきました。 神奈川近代文学館で開催されてましたが、先日終わりました。 予習として文庫版の全集を読もうと思ってたんですが、 怠け者っぷりを発揮して殆ど読み直すことなしに見てきました。 全体には、須賀敦子の…

手作り版「世界まる見え」

見世物小屋って見たことありますか? 今年はじめて見ました。 そういうものがあるのは知ってましたが、 騙され具合を愉しむものと聞いてたので、 ダマされるとわかって騙されることもなかろうと全く興味を示してきませんでした。 「大イタチ」みたいなね。 …

スピンオフデート

以前したダブルデートのスピンオフデートをしてきました。 そもそも、何を以って「デート」とするかですが、 双方の合意で成り立つのではなく、 思ったもん勝ちというスタイルのデートでした。 毎日パーティーをして過ごすというライフハックにあった、 手帳…

自殺相談を調べた

うわー死にたい、とか思ったことあるでしょう。 思ったんですよ、そんでそれがなんだかいつもと違ってたので困った。 参ったなあと、いやそんな悠長な感じではないんだけど、 涙も流さずにめそめそしてて、 ハッと思い出したのが、自殺相談ホットラインみた…

友人の話はいつも恋愛ばかりで、

友人の話はいつも恋愛ばかりで、 しかも女の子の名前を唱えるだけ。 会話の相槌で、咳で、句読点で女の子の名前を声に出す。 題目や現実逃避や強迫観念のように離れない。 観劇中、瞬間的に眠るときも夢に見ると言い、それも芝居の演出だと嘯く。 好きだった…

『ホテル・ニューハンプシャー』の古典落語版

『幕末太陽傳』を見ました。 フランキー堺が主演で、脇役で石原裕次郎が出ている、落語をつなげて作った映画。 不思議な面白さでした。 物語は、居残り業をしている佐平次が、相模屋という女郎屋で、落語を元ネタに繰り広げるエピソード集で、更に幕末の攘夷…

何と答えたら

褒められたときって何とこたえますか? 特に容姿なんかに対して言われたとき、 どう返すと無難なんでしょうか。 先輩と会ってたんですよ。 で、相変わらずお綺麗ですねと言いましたら、 そういうときの返しようを最近考えたのよ、ちょっと言ってみて、と言わ…

君は三原色

ダブルデートってしたことありますか? ダブルデートどころかデート自体を久しくしていないのですが、 有難いことに友人からダブルデートしようという連絡が来て二つ返事しながらも半信半疑でおりました。 初めてかけられるドッキリなのか、本当のダブルデー…