自殺相談を調べた
うわー死にたい、とか思ったことあるでしょう。
思ったんですよ、そんでそれがなんだかいつもと違ってたので困った。
参ったなあと、いやそんな悠長な感じではないんだけど、
涙も流さずにめそめそしてて、
ハッと思い出したのが、自殺相談ホットラインみたいなやつ。
すぐさまググってみると、いろんなところがやってるのね。
都会は24時間対応で、
田舎は午後くらいのみ。
都道府県別にあったり、国の機関ぽいのがあったりする。
ひと通りどんなのがあるかを見て、
かけてみたっていう記事も読んだりした。
なかなか繋がらないもんなんだってね。
いろんな人がかけてて、それに見合うだけの回線と人がいないということでしょうね。
そりゃそうなるわな。
考えてみると自殺相談ってちょっと変な書き方な気がします。
自殺しないためにかけてる筈なのに、
まるで自殺の方法について悩んでいるような響き。
もっとも、恋愛相談だって、恋愛をする前からした後まで、おはようからお休みまでが相談内容となるので、別におかしくはない。
就職相談も就職する前の段の相談でしょう。
悩み相談なんてのは悩む前でも悩んだ後でもなく、悩みについて相談するわけだし、
人生相談なんか人生について相談するのではなくて、人生の中のある局面、
つまりは大体が何でも、というものでしょう。
なんとなく、恋愛とか就職とかいう個別化された相談からは漏れたような、
これはどうしたらいいもんかという、悩みのジャンル分けもちょっとしがたいようなところが人生相談の王道のような気もしますが、
よろず相談くらいが言い換えとして妥当でしょうね。
電話かけたんですよ。
調べた時はもうじくじくしてたら応対時間を過ぎてたんで、
仕方なしに待って今さっきかけたんですが、
ドキドキしますね。
電話って苦手で、コール音が耳元でなってる間、あーこわいこわいと思うわけ。
怒られたらどうしようとかね。
馬鹿!お前みたいのは自殺せんわいな!みんな困っとんのやぞ!お前みたいなただの暇人が時間つぶしてる間に本当にこのホットラインを必要としている人が苦しんでると思ったら、まさかもう二度とはかけてくるまい、
などと言われたら、嫌だなあと動機早まる。
良いんだか悪いんだか、出ませんでした。
先述の記事の通り、なかなかかからず、かかっても録音でピーとなったら云々、イマハデラレマセーンてなもんや。
さすがにこれは落ち込んでても笑ってしまいました。
自殺するんだったらどうするか、というイメージは昔見た映画に基づいています。
練炭による一酸化炭素中毒自殺が流行ってた時期があって、それをモチーフにした映画がありました。
ネットで一緒に自殺してくれる人を募集して、見ず知らずの男女5人が一軒家に集まって、一緒に練炭自殺しようとするが…という話。
風呂に入ってくると言った女の子が戻ってこないままに、先にはじめてようと四畳半の部屋を閉めきって練炭に着火。
だんだん暑くなってくる、時は夏、しめきった部屋に男女四人、汗ばむ空気、充満する女の汗の匂い、エロスとタナトスってことで、隣り合う人と組みつ絡みつ初めてしまう。
ふーっと一息ついて、あれ?あのこ長風呂だなーと様子を見に行くと浴槽内で手首を切って死んでいる。
その遺体を4人で山に埋めて、何とはなしにそれぞれが日常に戻ってお終い。
こうやって自殺するんだーと興味を持って見てたんですが、まさかエロがはいるとは思わず、棚から牡丹餅引き出しに御萩。
今はまってるパペポで、手首を切って血が流れたらすーっと気持ちいいと思うと二人が言ってたけども、
手首を切って血を流したらものすごく寒くて凍えるような寒さと手首の痛さの中で意識が無くなるのではないかと思う。
なぜなら、おしっこをするとぶるぶるっと震えるでしょう。
あれは体内から熱が減ったからです。
熱は大きいものも小さいものも、出て行く量は一緒です。
だから床に落ちた熱湯の一滴はすぐに冷めるし、それに比べて浴槽のお湯はなかなか冷めません。
食べ物で言うカロリーは最初に学校で聞く場合、水を沸騰させるという形で説明されます。
熱にすることが問題だとしますと、生き物が死ねば冷たくなるということは、
やっぱり死ぬまでの間、手首からぴゅーぴゅーと体温と同じ温度だった血が体外に出て行けば、
体はおしっこの時と同じように冷えて、おしっこのとき程とは比べ物にならないくらいに死に向かって冷えていきます。
だから気持よくはならないで寒くなっていくのじゃないかしらと、
思うわけですが、試したことはないのでわかりません。
寒くなるのと同時に、血が足りなくて気持ち悪くなると思われます。
貧血で倒れるやつの激しいやつです。
あるいは、脳に酸素が運ばれずに意識がなくなるか。
たぶんその三重苦で死ぬんじゃないかなと。
寒い、気持ち悪い、ふらふら。
あーこわ。
映画の、浴槽で手首を切ってというのは、血が止まらないようにと、寒くないためにだったのではないかと思います。
自殺相談について調べる中で、ビフレンダーズとかいうサイトの説明がよかったです。
死は問題に対する永久の回答であり、(一時の)苦痛から逃げる方法であると、書いてあって、
感心しました。
自殺したいという気持ちによりそってきてるなあと。
まずは身の回りの人に相談しようというのが常套句かと思いますが、
恐らく身の回りで相談して、これだけの答えは聞くことは珍しいかと思います。
さすがに説得のプロだけあって、自殺という行動に対する譲歩が違いますね。
少しでも譲ったら自殺されちゃうからか、一方通行のようなことしか言われないんじゃないでしょうか。
ヤメロ!周りが迷惑する!くらいの。
そりゃまあ迷惑はするけども、迷惑しなかったらいいんかね。
身の回りの物を整理して、換金して寄付して、連絡もして、
あとは遺体の始末ですか。
死なれて迷惑しないって人もいるよね。
全く身寄りなく、処分するものも少なく、知り合いも薄いという、
それが老人の孤独死なのかもしれませんが。
面倒なく死ぬのには金がかかるでしょうね。
孤独死は男性が多いそうですね。
女性はコミュニケーション能力があるんでしょうね。
自殺相談ホットラインにも男性からが多いんでしょうか。
人と話したら、気は紛れるんですかねえ。