好きにならないもの
(まだ)好きにならないもの
星野源すげえ!
と思ったけど、よく考えてみれば当たり前。
『ライムスター歌丸のウィーケンシャッホー』の、
ジングル募集のコーナーで最優秀賞だかを獲ったスーパースケベタイムというリスナーが
星野源だったそうです。
そのジングル曲がかっこいいんだわ。
基本のリズムトラックが課題としてあって、
それに大抵の人はラップをかぶせてきてたんだけど、
星野源の歌は、バナナマン日村のバースデイ・ソングが好きです。
メロディが良くて、歌詞が洒落てる。
ヤンキーのカップルみたいな愛情表現の洒落かたしてる。
今のところ38〜42歳まである。
42歳のはギターがちょっとキリンジの「十四時すぎのカゲロウ」ぽくてかっこいい。
企画で作ったような曲なんだけど、何回も聴いてしまう。
逆に、シングルとかアルバムに入ってるのはあんまし聴いてない。
歌詞を好きになれないんですよね。
絵本ぽくて。
『伊賀越道中双六』見てきました。
気づいたとこでは二箇所、台詞が出てこなくなってて、
初めは(演出か?)と感心して、
次に(ああ、台詞忘れたのか)と納得して、
その直後(プロだぞ。脳梗塞か?)と心配になりました。
二日目なのでうろ覚えだったんですかね。
とは言え、とてもおもしろかったです。
歌舞伎ではあまり演じられないという「岡崎」がかなりドキドキしました。
あと、「竹藪」の場面の、暗闇の中での捕物が独特で、且つユーモラスで良かったです。
歌舞伎は何だか好きになりました。
好きにならなかったのはとある先輩。
誘ってくれたり誘いに乗ってくれたりと割りとよく遊んでくれる人で、
ああこれはいずれ好きになってしまうだろうなまずいなよくないなと冷静に観察してて、
しかしその波に襲われず流されず、まあそういうこともあるわいな(あい、あーい)と思って安定期に入ったと気楽に構えてたのに、
油断大敵太り過ぎ、会って喫茶店でそういう話を具体例を他人にしてあーだこうだ言ってたら、
その次の次くらいに(ああ、こういう瞬間だ!)と気づいたときには体の反応だからどうしようにももう遅くて、
目が合ってニコッと笑ってたときに目を逸らして(負けてしまったなあ)と幸せな気持ちになってたんですが、
かけちゃいけない他人の花に情けかけたが身の一つだに無きぞ悲しき、
魔法が溶け落ちたんで、しっかりしないといけない。
とりあえず薄れゆく意識のままで台所には行って、自動操縦でお菓子を焼いてきます。