年賀状
川の深さを知るために石を落としてその音から推測するという方法があります。
たしか米朝の狐にばかされる噺で聞いたんだと思います。
帰省したら実家にある使われてない中判カメラで写真を撮ろうとフィルムを買いに行きました。
店は日曜だけあってすこし混んでて、フィルムはすぐに見つかりましたがレジには2人だけ並んでました。
ややあって前が空いたのでその会計のとこに行くと、お客さんは帰ったけどもカウンターの向こう側ではまだちょっと作業があるらしく、少々お待ち下さいと言われました。
(しくったあああああああああああああああああ!!!!!!)と後悔してると手で何か作業をしているマスターがうろうろと出てきて、
一度バックヤードに下がってからまた戻ってきて会計をしてくれました。
その流れに何か違和感があったんですね。
考えすぎと言えばそれまでですが、自分が異常者にでもなってたような気がするんです。
或いは、頭髪がまだらに抜け落ちてるとか顔の皮膚が爛れ落ちてるとか、そんな。
自分はお化けになってることに気づいてないけども店員さんには一目瞭然だったみたいな。
ブルース・ウィリス状態。
年賀状を書こうとしてます。
久しく書いてないので。
二年ぶりです。