結婚いいなあ

大学院の友達に会ってきたんですよ。

元気かーって連絡きて、飲みに行くかってなって、

ついでに東京観光として柴又に行ってきました。

 

今年の3月に卒業して以来、殆ど連絡も取らずにいて、

懐かしいやら大して懐かしくないやら、

大学院に残っている人たちの噂を聞いたり、

論文の進行状況を聞いてて、

その話の流れでズコッと「そうそう、結婚すんだよね。4月からオキナワ。あはは」。

あははじゃねえよ先に言えよと。

 

めでたいです。

しかしながら、衝撃も大きく、ちょっと眩暈がしそうでした。

カンバセイション・ピース』だか何かで、周りが結婚しちゃって結婚してない人は取り残されるみたいな、そんな設定があったと思う。

それだ!カンバセイション・ピースだ!とくらくら。

てっきり別れると思っていたけども、別れるだろうなと思われるくらいの衝突の多さもまた結婚の礎の一つになりにけるかな。

 

結婚というめでたいイメージに憧れるめでたさと違って、

現実の結婚に至るプロセスには踏む手順がそうとう多いようで、

友人が「めんどい」と零す度に

「めでたいねええええええ」と言っちゃいましたが、

たしかに結婚するとなると大変だろうね。

友人の話から類推するに結婚は「めんどい」と「金が無い」で成り立っているようでした。

でも、そんなこと言いながら有史以来連綿と制度が続いているんだから、

悪かないんだろうなとも、

裏に潜まずに愚痴の端々に見え隠れする惚気にまたしても「めでたいねええええええ」といわずにはおられませんでした。

 

今にして思えばめでたいって言葉で羨望を表明してたんですね。

自分で気づかなかった。

終いにはちゃん羨ましいとも言ってたけども。

いいなあ。