小説を読んでないので書くことがない

加藤和彦が死んだのが2009年10月16日。

『若い加藤和彦のように』というラジオ番組を聞きました。

加藤和彦を知る人が加藤和彦について語るという内容。

Youtubeだからところどころ曲が収録されてなかったのだけど、聴けたものはとても良かった。

「レイジー・ガール」と「シンガプーラ」がよかった。

力が抜けてて、80年代っぽいサウンドで、ヨーロッパっぽさがある。

ものすごくかっこつけてるとこが特に好き。

以前は好きではなかった曲調なんだけど、今はとても好き。

心境の変化でしょうか。

フォークルの再結成で聞くようになったけど、フォークル以外はほとんど聞かなかった。

ミカ・バンドのをすこし。

「どんたく」「サイクリングブギ」くらい。

ユーモラスとロックンロール。

ナイアガラーだからだなあと思う。

でも、今はヨーロッパ三部作のが気になる。

ラジオを聞かなかったらこうならなかったでしょう。

加藤和彦が自殺しなかったらここまで興味を持たなかったでしょう。

ここから高橋幸宏とか坂本龍一のソロに興味が出てくるかも。

80年代っぽい、やつとか。

不安がかきたてられるサウンドに聞こえてたんだけど、その不安感が今の気分にマッチしてるんだと思う。

デカダンとか頽廃とかかしら。

デカダンスから踊る大捜査線という言葉ができたのかしら。

大貫妙子もいいと思うようになった。