自分が無敵に思えた
『フリップ、君を愛してる』を観ました。
良かった!
かなりコンパクトにまとまってました。
1時間半くらいの話でした。
ざっくり言うと、天才詐欺師が脱獄を繰り返して恋人に愛を伝える、という話。
簡単に詐欺ができちゃうし、脱獄もできちゃう人らしいです、実在の人なんですと。
ぐっときた台詞は「彼といると自分が無敵に思えた」ってところ。
無敵に思えるからこそ脱獄やら詐欺やらが成功しちゃうんでしょうね。
佇まいが堂々としてないと詐欺も脱獄もできませんよ。
まあ元から頭のいい人なんでしょうけども。
恋とか愛とかの高揚はやっぱり無敵感ですよね。
素晴らしい瞬間ですよね。
というわけで小沢健二の『強い気持ち強い愛』を聴いて下さい。
なんだかんだと2時間くらいの映画ばかり見てきたせいか、
すごくコンパクトにまとまってました。
ずっしりくるというよりは、11時くらいに見始めて、テンションを上げるような映画でした。
テンポも軽快なので、小品のような気さえしました。
もう一本みたくなるような映画。
BGMも良かったです。フォーク・ロックみたいでノリがよかった。
事故に遭ったことがきっかけで自分らしく生きると決意する主人公。
もし事故に遭わなかったら奥さんに告白せずにこそこそとずっと楽しんでたんだろうか。
決意してからが早い早い。
素晴らしい。
ジム・キャリーもかっこよかったです。
『イエスマン』も、底なしの良いやつっぽさが無理なくて、良いです。